公開日 2023年06月01日
ヒトパピローマウイルス(以下「HPV」という)感染症予防接種は、子宮頸がんの原因になるHPVの感染を予防する目的で行われる予防接種です。
下記とリーフレットなどを確認のうえ、接種くださいますようお知らせします。
1.対象者
(1)通常定期接種
- 平成19年4月2日~平成24年4月1日生まれの女性(小学6年生~高校1年生相当)
- 標準的な接種期間 13歳(中学1年生相当)※令和5年度接種勧奨対象者
(2)キャッチアップ接種※
- 平成9年4月2日~平成19年4月1日生まれの女性
- 規定接種回数を終えていない人
- 公費で接種を受けられる期間 令和4年4月1日~令和7年3月31日
※キャッチアップ接種とは… 国では、接種後に報告された多様な症状について十分に情報提供ができない状況にあったことから、平成25年から令和3年まで、積極的な接種勧奨が差し控えられていました。 令和3年11月の国専門家会議で、安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたことから、接種勧奨が再開されることになりました。 これに併せ、接種勧奨が差し控えられていた期間に、定期接種の対象年齢であったため、接種機会を逃した方に接種を実施することになりました。なお、接種料金は定期接種の方と同様に公費負担になります。 |
2.接種について
(1)町内医療機関
国民健康保険葛巻病院(66-2311)
【予約・お問い合わせ受付時間】平日 15時~17時
※小児科外来または産婦人科外来での接種になりますので、診療日程などをご確認ください。
(2)町外医療機関
町外のかかりつけ医などでの接種を希望する場合は、町が発行する「岩手県広域接種パスポート」が必要ですので、健康福祉課にお問い合わせください。なお、あらかじめ接種を受けようとする医療機関に、接種の可否と「岩手県広域的予防接種協力医療機関」になっているかご確認ください。
3.接種料金
通常定期接種 | 対象年齢(平成19年4月2日~平成24年4月1日生まれ)であれば無料 |
---|---|
キャッチアップ接種 | 対象年齢(平成9年4月2日~平成19年4月1日生まれ)かつ実施期間内(令和4年4月1日~令和7年3月31日)は無料 |
4.接種する際の持ち物
- 母子健康手帳
- 本人確認書類
- 予診票
- 岩手県広域接種パスポート(町外の医療機関で接種する場合)
5.接種済みで転入した方
転入した方は、町で接種履歴が確認できないため、接種勧奨の対象年齢(中学1年生相当)の方すべてに案内を差し上げています。すでに接種済みの方は、届いた書類の破棄をお願いします。
6.予防接種における注意事項
- 予防接種は体調の良いときに受けましょう。
- 痛みや緊張などで接種直後に一時的に失神や立ちくらみが生じることがあります。接種後、30分程度は病院または医師とすぐ連絡が取れる場所で様子を見ましょう。
- 接種後、1週間は副反応の出現に注意しましょう。
- 接種部位は清潔に保ちましょう。入浴は差し支えありませんが、注射部位をこすることはやめましょう。
- 接種当日は激しい運動はさけましょう。
- 接種後、接種局部の発赤・腫れ・痛みなどがみられる場合があります。また、まれにアレルギー症状や神経症状が起こることがあります。接種直後から強い痛みやしびれなどを感じた場合は、医師の診察を受けてください。
7.予防接種による健康被害救済制度について
予防接種によって引き起こされた副反応で、生活に支障が出るような障害を残すなどの健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく給付を受けることができます(ただし、予防接種と副作用の因果関係が認められた場合に限ります)。
8.その他
原則として、新型コロナワクチンとHPVワクチンは、同時に接種ができません。互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。
9.接種説明書・リーフレットなど
- 子宮頸がん予防ワクチンの予防接種について(PDF 203KB)
- 接種説明書(PDF 171KB)
- HPVワクチンリーフレット概要版(PDF 3.35MB)・詳細版(PDF 3.94MB)
- 【大切なお知らせ】機会を逃した方に接種の機会を提供します(PDF 2.25MB)
お問い合わせ
健康福祉課 TEL 65-8991(直通)