公開日 2023年01月05日
葛巻町複合庁舎「くずま~る」
新たな"まち"の拠点となる、葛巻町の複合庁舎「くずま~る」が令和4年11月1日に開庁しました。
コンパクトシティの視点を取り入れた「くずま~る」は、行政・交流・商工・金融の機能を併せ持ち、葛巻らしさ(ミルク・ワイン・クリーンエネルギー・林業)を演出する町のランドマークとなります。
今後、2期工事として「くずま~る」西側に大屋根広場や盛岡中央消防署葛巻分署を整備する予定で、平成29年に完成した葛巻病院(医療機能)と併せて「求心性のあるまちの賑わい創出」を目指します。
施設のコンセプト
1 「葛巻らしさ」の演出【外観デザインコンセプト】
- 山並みと調和するスカイライン
- 町の特色を織り交ぜた仕上げ(ミルク・ワインカラー・町産木材)
- 病院外観と調和する要素(勾配屋根・ルーバー・色使い)
- 町を象徴する広場、ワインボトル型ルーバー
2 町産木材を使用した温かみのある内装【内観デザインコンセプト】
- 「葛巻らしさ」(有彩色・素材感)×新しさや利便性(無彩色・機能的素材)
- 町民が集まる場所を中心に自然素材のイメージを取り込む
- 執務空間を中心に使いやすく機能的な素材を採用
- 用途に合わせた町産木材の樹種の使用
3 賑わいの創出
- 町の象徴となる大屋根広場(天候に左右されない外部交流の場)※2期工事
- 最大333人収容の多目的ホール(屋内の交流の場)
- まちなか交流拠点施設(勉強cafe、図書・サロン、子育てサロン、バス待合)
- 町民の活動が見える外観
4 堅牢性(防災性)・快適性を備えた庁舎の創出
- 既存庁舎解体、移転を配慮した建物配置
- 病院からの連絡歩廊を設置
- 災害に対応した構造(柱:RC造)
- 断熱サッシ(ペアガラス)などによる寒さ対策
- 北面大開口により明るい執務空間
5 「クリーンエネルギーのまち」に相応しい環境配慮
- 地中熱の利用
- 自然通風の確保
- バルコニー軒による日射遮蔽
- LED照明の採用
- 太陽光発電
- 電気給湯設備、電気自動車用急速充電器
施設の概要
1 敷地面積
19,347.44平方メートル ※2期工事敷地(既存庁舎敷地)含む
2 庁舎棟
- 構造鉄筋コンクリート造り
- 階数一部5階建て
- 床面積 7,432.14平方メートル
3 各階の構成
1階 | 保健センター機能、行政機能(住民会計課、健康福祉課)、町商工会、金融機関 |
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2階 | 交流機能、行政機能(こども教育課、まなび交流課) |
3階 | 交流機能、行政機能(農林環境エネルギー課、農業委員会事務局、地域整備課、水道事業所) |
4階 | 行政機能(政策秘書課、総務課、いらっしゃい葛巻推進課)、防災機能、くずまきテレビ |
5階 | 行政機能(議会事務局) |