公開日 2022年02月01日
男女共同参画社会ってどんな社会…?
皆さんは「男女共同参画社会」と聞いて、どんなイメージの社会だと思いますか?
例えば「男性も女性も一緒になって活躍している社会」だとすると「そうだね、これからは必要だね」と考える人もいれば「いやいや、もうすでに実現しているよ」と言う人もいるように、男女共同参画は、それぞれ意識の差、感覚の違いがあり、その地域やグループなどの環境によっても、だいぶ認識が違うものです。
男性であること、女性であることにかかわらず『人』として対等に暮らしていける社会の実現のためには、男女が互いに認めあい、責任を分かちあい、協力しあう気持ちを育てていくこと「男性だから」「女性だから」といった性の違いに縛られないこと「自分らしさ」を見つけ「自分」を育てながら他と違う生き方をしている人を認めることがとても大切になってきます。
ドメスティック・バイオレンスとは…
ドメスティック・バイオレンス(DV)とは「配偶者やパートナーからの暴力」のことで、さまざまな形の暴力を使って、一方が他方を支配することです。
- 身体的暴力(殴る、蹴る、物を投げつける、髪をひっぱる、刃物を突き付けて脅すなど)
- 精神的暴力(脅かす、無視する、性別による役割を決めつける、大切にしているものを壊すなど)
- 性的暴力(見たくないのにポルノ雑誌やビデオを見せる、避妊に協力をしないなど)
- 経済的暴力(生活費を渡さない、使わせない、収入を取り上げる、外で働くことを妨げるなど)
- 社会的暴力(メールや電話をチェックする、行動を監視する、実家の親・兄弟姉妹・友人との付き合いを制限するなど)
自分で自分を責めないで…
たとえ配偶者や恋人、パートナーであっても、あなたに暴力をふるうことは絶対に許されません。
もしもあなたが身近な人から暴力で悩んでいるのなら、決して「私が悪いから…」などと自分を責めないでください。
あなたには、安全に安心して生きる権利があります。その権利を奪い、あなたやあなたの子どもを傷つける相手に非があります。
子どもが直接暴力を受けたり、夫婦間の暴力を目撃することで、子どもの心身に深い傷が残ることがあります。DVは子どもにも計り知れない影響を与えます。
勇気を持って誰かに相談してみませんか…
家庭内の暴力を外部に相談することは、とても勇気のいることです。
でも暴力を受け続けることで、あなた自身や子どもが取り返しのつかない心身の傷を追うことになるかもしれません。家庭は、家族にとって、安息の場であるはずです。
もし、あなたにとって、家庭や緊張と恐怖の場であるのなら、まずはご相談ください。
DV相談窓口
【配偶者暴力相談支援センター】 | ||
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岩手県福祉総合相談センター | ||
平日 | 9時~16時 | TEL 019-629-9610 |
夜間 | 17時45分~21時40分 | TEL 019-652-4152 |
土日祝 | 9時~21時40分 | TEL 019-652-4152 |
男女共同参画センター | TEL 019-606-1762 | |
火・金 | 13時~20時 | |
水・木・土日祝 | 9時~16時 | |
岩手県警察本部 | TEL 019-654-9110 | |
盛岡地方法務局「女性の人権ホットライン」 | TEL 0570-070-810 | |
月~金 | 8時30分~17時15分 | |
もりおか女性センター | TEL 019-604-3304 | |
月・火・金 | 10時~17時 | |
水・木 | 10時~20時 |
お問い合わせ
総務課 TEL 0195-65-8982